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≪探索5日目 探索7日目≫

探索6日目


Diary

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キャラクター解説

石川 実継 (いしかわ みつぐ)
 この物語の主人公。これはオレの書く日記だかんな。主人公でとーぜんだろ?
 九頭竜学園の中等部2年生。MSBS部所属。愛称はミック。部長に騙されて?この世界に迷い込んだ。

ミック「ところでお前、何のヌイグルミなんだ? 白ネズミ?」

アト
 自分で考え、自分で動けるぬいぐるみ。
 ミックに自分に似通った波長を感じたらしく、憑りついた。

アト「ネズミちゃうわー! 白猫や、白猫の天使のぬいぐるみやでーっ!」

大江戸 大五郎 (おおえど だいごろう)
 ミックのPTメンバ。MSBS部の部長。
 この世界をMSBSだと思い込んだまま日々を生きる。強く生きて欲しい。

大江戸「なぁに新兵のかかる流行り病だな。あと2、3更新もすれば治るだろう」

ジョン・A・マルクス
 ミックのPTメンバ。MSBS部の先輩。
 部活中の事故により体の大半を失い改造人間になったらしい。MSBS部ってそんな危険な部活だったの?!

ジョン「おいおい・・・大丈夫かミック?」

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■探索6日目の日記■

昨日は巨大なカマドウマに襲われた。
カマドウマって知ってるか? アレだぜ、便所コオロギ!
あんなモンが巨大化して人間を襲ってくるなんて、世も末だ。
しかも、そいつらに死の淵ギリギリまで追い込められるなんて・・・な。
どうしよう、トラウマになりそうだ。
アレならまだ妖怪や異星人に襲われた方がナンボかマシってモンだぜ。

ミック「・・・女の子分が足りない」

ジョン「藪から棒にどうしたんだミック? 意味が判らないぞ?」

大江戸「戦場のストレスによる一種の恐慌状態だな。ジョンもああならないよう気をつけろ」

PTメンバの反応は相変わらずだ。

アト「判る! 判るでミックはん!
   最近 女の子に逢ってないもんなっ! そりゃぁ気も滅入るってもんよ!」


何故だろう、この白いぬいぐるみだけは、妙に俺の気持ちを察しやがる。

ミック「そうだよなっ! 世界には人魚ちゃんとか野苺ちゃんとか野薔薇ちゃんとか、
    可愛い女の子で溢れ返っているというのに!
    どうして俺の周りには便所コウロギとかしか寄ってこないんじゃー?!」


アト「そりゃぁまぁ、類は友を呼ぶって言うか・・・」

どうしよう!? アトにまで裏切られたっ!

大江戸「・・・殺気を感じて索敵、攻撃体勢の敵影を発見。
     お喋りはここまでだ。各人戦闘態勢に入れ」


ミック「ええっ?! また戦闘?! 今度はどんなモンスター・・・」

そこで、俺の視界に飛び込んで来たもの。それは・・・

一人目。
中世ヨーロッパに出てきそうなドレスに身を包んだ女の子。キュート!
顔立ちはまだ幼いけど・・・大きくなったらゼッタイ美人になるね、あれは!!

二人目。
銀ぶち眼鏡の超美人のおねーさん。やべー超タイプ!!
とにかくおっぱいがでかい! アレは既に凶器だ! あのおっぱいの為なら、俺は3回は死ねるねっ!!

三人目。
俺と歳の変わらないであろう女の子。無表情なクールビューティってヤツだ。
あんなツン娘をデレさせることが出来るなら、それは絶対に素晴らしいことだっ!

超イケてる3人組の女の子達だった。

ミック「俺の時代キター!! お嬢さん達ーっ! 結婚して下さぁぁああいっ!!」

俺は考えるよりも先に飛び出していた。

ジョン「ちょ・・・落ち着けミック! 彼女達はPKで・・・」

PKだろうが何だろうが関係あるかっ!!
其処に女の子が居るなら。彼女達は全員俺の嫁じゃぁああぁああっ!!

・・・俺の理性は解き放たれた。


# つづく #




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